レイズドベッドで家庭菜園を始めよう
家庭菜園が楽しめるレイズドベッド
家庭菜園は新鮮な野菜やハーブを自宅で育てる楽しみを提供してくれます。
しかし場所の確保、日当たりや土壌の質の管理、水はけや雑草の問題など様々な課題に直面することがあります。
そんな中、レイズドベッド(立ち上げ花壇)は、これらの問題を解決してくれるアイテムです。
レイズドベッドを使えば家庭菜園やガーデニングがより身近になり、手軽で楽しいものに変えてくれるでしょう。
今回の記事では、レイズドベッドで家庭菜園を始める手順についてステップごとにご紹介します。
レイズドベッドとは?
レイズドベッドは、地面から高く設置された立ち上げ花壇のことを指します。
素材は木材をはじめ樹脂やブロックやレンガなど様々ですが枠を作り、その中に土や堆肥を入れて植物を育てます。
この方法には、土壌の改良や管理がしやすい、排水性が良い、雑草の管理が容易、膝や背中などの身体的負担を軽減するなど、多くの利点があります。
またプランターよりも面積が大きいためプランター以上の家庭菜園やガーデニングを楽しむことができます。
詳しくはレイズドベッドの紹介記事をご覧ください。
手軽にプランター以上の家庭菜園、ガーデニングが楽しめるのでレイズドベッドの利用はおすすめの選択肢です。
レイズドベッドを使った家庭菜園の始め方
レイズドベッドの魅力はなんと言ってもプランターと畑のいいとこどりができるところです。
プランターよりも大きな規模で地植えの家庭菜園、ガーデニングが手軽に楽しめます。
『でもうちはそんなにスペースが無いし…』
と思っている方も多いでしょう。
諦めるのは早いかもしれません。
レイズドベッドであればスペースの限られた環境でも家庭菜園が楽しめるかもしれません。
では早速レイズドベッドを使った家庭菜園の始め方をいくつかのステップに分けて解説していきましょう。
ステップ1:樹脂製のレイズドベッドを選ぶ
まずはレイズドベッドの素材を選びましょう。
おすすめは腐らない素材です。
当たり前ですがレイズドベッドは屋外に設置します。
土を入れる事によって腐食がより早く進んでしまう場合もあります。
その点、樹脂製レイズドベッドであれば腐る心配はありません。
せっかく始める家庭菜園、ガーデニングなので腐る心配をしながらでは心から楽しめません。
ガーデンライフ彩のレイズドベッドは腐らない樹脂製です。
ステップ2:レイズドベッドの設置場所を決める
次はレイズドベッドを置く場所を決めましょう。
さきほどレイズドベッドはプランターと畑のいいとこどりができるとお伝えしました。
『畑ってことは何メートルも場所が必要なの?』
そんなことはありません。
この後のステップでサイズについて紹介をしますがレイズドベッドの設置場所は最大でも90cm四方くらいのスペースがあれば設置可能です。
皆様のお宅に手入れが行き届いていないちょっとしたスペースありませんか?
こういうちょっとしたスペースでも大丈夫です。
『本当にこのくらいのスペースでも楽しめるの?』
レイズドベッドであればこれで十分です。
こちらをご覧ください。
見事に花壇が立ち上げられています。
なにも活用していないスペースが家庭菜園やガーデニングを楽しむ有効的なスペースに変わると思うとわくわくしませんか?
ポイントとしてはできる限り日当たりや風通しがよく、水はけのよい場所を選ぶと良いでしょう。
ステップ3:レイズドベッドのサイズを決める
場所を決めたらレイズドベッドのサイズを決めましょう。
ガーデンライフ彩のレイズドベッドは60cm×90cmの長方形、90cm×90cmの正方形から選ぶことができます。
スペースに余裕があるなら2個置いて収穫量アップにチャレンジするのも良いでしょう。
またガーデンライフ彩の樹脂製レイズドベッドは2段重ねての使用ができます。
1段だと高さは15cmですが2段重ねると高さは30cmになります。
より根が良く張るので深さが必要な野菜や花をより大きく健康的に育てたい方は2段重ねての使用がおすすめです。
※2段使用の場合は2個セットで長いピンをお選びください。
こちらはレイズドベッドの設置例です。
例えば1段のレイズドベッドと2段のレイズドベッドを横並びにして段違いの花壇を作ったり。
2段のレイズドベッドを横並びにして本格的に家庭菜園のスペースを作ったり。
スペースに合わせてチャレンジしてみてください。
ステップ4:レイズドベッドを設置する
レイズドベッドが手元に届いたらいよいよ設置です。
『きっと設置は大変なんだろうな…』
と不安になる必要はありません。
かといって
『よしっ、頑張って設置するぞ!!』
と気合いを入れる必要もまったくありません。
気合いを入れてしまうと、あまりの簡単さに拍子抜けしてしまうかもしれません。
レイズドベッドの設置は設置したい場所にフレームを置き四隅をピンで固定するだけです。
ピンは地面に約5cm程度刺さります。
ドライバーを使って組み立てたりなんて作業は一切ありません。
2段使用の場合も同じで2段を重ねて長いピンで固定するだけです。
こちらも地面に5cm程度ピンが刺さります。
※2段使用の場合は2個セットで長いピンをお選びください。
これだけ簡単だと
『大変そうだからやっぱりやめよう』
という言い訳ができなくなってしまいますね(笑)。
ステップ5:レイズドベッドに土を入れる
設置が簡単に終わったので次は土を入れましょう。
ホームセンターなどで手に入る培養土を入れると良いでしょう。
培養土とは、基本用土と補助用土がバランス良く配合された土のことです。
ホームセンターなどでは幅広い植物に対応した培養土があり、そのまま使用できるため、ガーデニングや家庭菜園初心者にもおすすめです。
中に入れる土の必要量は
✅60cm×90cmを1段で使用する場合は約60L
✅60cm×90cmを2段で使用する場合は約130L
✅90cm×90cmを1段で使用する場合は約90L
✅90cm×90cmを2段で使用する場合は約200L
を目安にすると良いでしょう。
ステップ6:レイズドベッドに植え付けする
家庭菜園を始める環境は整いました。
いよいよ植物の選定と植え付けです。
初心者に育てやすい野菜としてはトマト、レタスやなすび、ピーマン、ニンジンなどがあります。
収穫の時期や植物の成長スペースを考慮して種まき、または苗の植え付けをします。
植え付けについては、ホームセンターなどで苗が販売しています。
植え付け時期を見てそれを植え付けるのが比較的簡単で失敗する可能性も低くなります。
あとは収穫を楽しみにしながら水やりや肥料のコントロール、雑草の手入れなどのお世話をしましょう。
きちんとお世話をすればきっとレイズドベッドの中で活き活きと育ってくれるでしょう。
野菜が成熟したらメインイベント、収穫です。
適切なタイミングで収穫しましょう。
この時が家庭菜園の最大の喜びですね。
まとめ
レイズドベッドを使った家庭菜園はスペースを有効に活用して楽しめる素晴らしい方法です。
今回紹介したステップを参考にしながら自分だけのオリジナル菜園を作り上げていきましょう。
始めは小さくても、収穫量が少なくても大丈夫。
経験を積むことでより多くの野菜やハーブを育てることができるようになるはずです。
レイズドベッドを使って健康的で新鮮な野菜を自分の手で育てる喜びをぜひ味わってみてください。
自分の手で育てた野菜で心身ともに健康的な生活を楽しみましょう。
家庭菜園を本格的に楽しむならレイズドベッドに決まり!
#レイズドベッド #ガーデニング #家庭菜園
カテゴリ: もっと楽しくガーデニング
公開日: 2024/07/17
更新日: 2025/03/17