樹脂製フェンスと人工木フェンスはどう違う?

樹脂製フェンスと人工木フェンスはどう違う?

庭や外構に設置するフェンス選びで、「樹脂製フェンス」「人工木フェンス」の違いについて気になる方も多いのではないでしょうか?

 

どちらも人気のフェンスですが、実は樹脂製フェンスのほうがメリットが多いのをご存知でしょうか?

 

まずは、それぞれのフェンスの特徴について簡単に説明します。

 

 

樹脂製フェンスとは?


樹脂製フェンスは、100%樹脂(プラスチック)素材で作られたフェンスです。

 

見た目はまるで木のように見えるフェンスだったとしても木粉は含まれていません。

 

木材の風合いを再現しながらも、天然木とは異なり水を吸収せず、腐食せず劣化が少ないという特徴があります。

 

耐久性が高く、塗装などのメンテナンスが不要で、美しい外観を長期間維持できるのが魅力です。

 

 

人工木フェンスとは?


人工木フェンスは、木粉とプラスチックを混ぜた複合素材で作られています。

 

木粉の割合は製品によって異なり、一般的には30%~60%程度の木粉が含まれているケースが多いようです。

 

人工木は天然木の質感に近い見た目を持ちつつも、木材よりも劣化しにくいのが特徴です。

 

ただし、木粉を含むため湿気を吸収しやすく、時間の経過とともに膨張やひび割れが発生することがあります。

 

木粉は非常に安価なため、木粉の含有量が多いほど製造コストが低くなりますが、木粉の含有量が増えるほど天然木の性質に近くなっていきます。

 

今回は、樹脂製フェンスと人工木フェンスの違いを比較していきたいと思います。

 

 

1. 耐久性の違い


樹脂製フェンスの耐久性

✅水分を吸収しないため、腐食やひび割れのリスクがない

✅木製や人工木よりも色褪せしにくい

 

人工木フェンスの耐久性

✅木粉が含まれているため、湿気を吸収しやすく、膨張やひび割れが発生することがある

✅樹脂製よりも色褪せや劣化が進みやすい

 

樹脂製フェンスも人工木フェンスも木製フェンスに比べると耐久性に優れています。

 

木粉の割合が高い人工木は吸水性が高くなるため、湿気による劣化のリスクが高まります。

 

樹脂製フェンスは木粉を含んでいないため水に強く耐久性に優れています。

 

そのため、より耐久性の高いフェンスを求めている方には樹脂製がおすすめです。

 

しかし樹脂製でも色褪せしないということは無く、色褪せは避けられないというのは知っておきましょう。

 

 

 

2. 見た目


樹脂製フェンスの見た目

✅木の質感は人工木には劣る

✅色褪せしにくいため、長く美しさをキープ

 

人工木フェンスの見た目

✅木粉が含まれているため、木のようなナチュラルな質感

✅水を吸うとシミができやすく、経年劣化が目立ちやすい

 

人工木フェンスは木粉の含有量が多いほど天然木に近い、ナチュラルな質感になります。

 

しかし木粉の含有量が多いほどシミができやすく、シミは景観を損ねます。

 

ガーデンライフ彩の樹脂製フェンスは木のようなナチュラルさという点では人工木に負けるかもしれませんが見た目にもこだわっています。

 

樹脂フェンスの表面パターン

特に表面に仕上げを施したスクラッチはお客様から

 

『樹脂製フェンスを頼んだのに木製のフェンスが届いた』

 

という電話がかかってきたことがあるくらいです。

 

また表面に凹凸の木目調の柄を施した表面仕上げエレガントも高級感があって良いと好評です。

 

 

樹脂製フェンスの設置事例を見る

 

 

 

3. メンテナンスの手間


樹脂製フェンスのメンテナンス

✅基本は水洗いだけOK、お手入れがラク

✅塗装の必要なし!設置後はほぼメンテナンスフリー

✅虫害の影響を受けずカビの心配も少ない

 

人工木フェンスのメンテナンス

✅表面に細かい傷がつくと、水分が染み込みやすくなり、カビの原因に

✅塗装の必要なし!設置後はほぼメンテナンスフリー

✅木粉が含まれているため、虫害のリスクあり

 

樹脂製フェンスも人工木フェンスどちらも塗装は必要ありません。

 

どちらも木製フェンスとは異なり塗装の手間が無い分、非常にメンテナンスが楽なのが特徴です。

 

 

実際に水洗いしてみました。樹脂フェンスのメンテナンス豆知識の記事はこちら

 

 

 

4. 価格の違い


樹脂製フェンスのコスト

✅初期費用はやや高めだが、メンテナンス不要でランニングコストがかからない

✅耐久性が高いため、買い替え頻度が低く、長期的に見てコスパが良い

 

人工木フェンスのコスト

✅初期費用は比較的リーズナブルなものもある

✅劣化による交換頻度が高い場合、結果的にコスト増加につながる可能性も

 

人工木フェンスは樹脂製フェンスに比べて比較的安価に手に入れることができます。

 

先ほども説明した通り、人工木フェンスに含まれる木粉は非常に安価な原料のため、木粉を含めて樹脂の割合を下げることでコストを抑えることができるからです。

 

しかし安価な原料である木粉の含有量が多いほど木の性質に近くなるので劣化が早くなってしまい、買い替え頻度が高くなってしまう可能性があります。

 

•とにかく初期費用を抑えたい→人工木フェンス

•初期費用はかかるけれどより良いものを長く使いたい→樹脂製フェンス

 

を選ぶとよいでしょう。

 

 

 

5. まとめ:フェンス選びに迷ったら樹脂製フェンス!


「樹脂製フェンス」と「人工木フェンス」には、それぞれ特徴があります。

 

そして人工木フェンスは木粉の含有率によっては、より樹脂製フェンスに近かったり、木製フェンスに近かったりもします。

 

それぞれの特徴を理解して自分の求めている材質のフェンスを選べるようにしたいですね。

 

ガーデンライフ彩は樹脂製フェンスの専門店です。

 

庭や外構のフェンス選びで後悔しないために、ぜひ樹脂製フェンスのメリットを活かした選択をしてみてください!

 

 

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カテゴリ: 目隠しフェンス豆知識
公開日: 2025/03/20
更新日: 2025/03/20

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