ガーデニングでも活躍する目隠しフェンス
癒しのガーデニング
近年は自宅の庭やベランダ、バルコニーなどで様々な花や野菜を育てるガーデニングが静かなブームとなっているようです。
一戸建て、マンション、アパートなどさまざまな場所や規模に合わせてできるようにガーデニング用品も市場では充実してします。
近年、特に都心では大人だけでなく子供も直接土に触れる機会が減っていると言われています。
それは同時に自然と触れ合う、植物を育てる機会も減ってきている、ということを表しています。
なんだか寂しい気もしますが確かに現在は私が子供の時よりもいろいろな娯楽や遊び場があるので、子供が自然と触れ合う機会が減っているというのも納得できます。
ガーデニングはアメリカやヨーロッパでは「園芸療法」として、心の傷を抱えた人たちの治療の一つとして確立されているようです。
"花と緑で人を癒す"療法です。
自然とかかわることで心の健康、体の健康の回復を図る療法といえます。
ガーデニングがもたらしてくれる癒しの効果として、まず四季折々の鮮やかな花々の色を目にすることで視覚に訴え、そして土や水・植物に触れることで触覚を刺激してくれます。
そしてガーデニングは屋外で行う為、外へ出ると風の音、時には鳥の鳴き声や木の葉が擦れる音などが心を癒してくれる音が聞こえてきます。
これらは聴覚に訴えかけます。
そして土の香り、植物の香りは臭覚を刺激してくれます。
さらには自分で育てた野菜や果物を収穫することが出来れば、それらを味わうことによって味覚も楽しむことができます。
お店で買う物より多少、味が負けていても自分で収穫した物の方が満足感は得られる気がします。
このようにガーデニングは人間の五感に様々なプラスの効果をもたらしてくれるのです。
これらのことを理屈として理解してガーデニングをしている方は少ないかもしれませんが、何となくガーデニングが好き、花や野菜を育てていると気持ちが落ち着いて癒される、という方は自然と心身が喜んでいることを感じ取っているのではないでしょうか。
また、ガーデニングは先に述べたように基本は屋外で行うので日光にあたることになります。
適度に日光にあたることはうつ病などの病気にも効果的ですし、そこから体が丈夫になる効果も期待出来ます。
また、水を与えたり、土を運んだり鉢の移動をしたりと体を動かす機会も増えるのでちょっとした運動不足の解消にも繋がります。
ガーデニングにフェンスを取り入れる
ガーデニング、と一口に言ってもその形態は様々です。
庭で行うのか、ベランダで行うのかによって規模や道具も変わってきますし、植える植物も当然も変わってきます。
ベランダで植物を育てたいがスペースが十分に無いという場合はフェンスやラティスの壁面も活用して楽しむこともできます。
ベランダにラティスを使用した事例をお客様より頂きました。
写真のようにグリーンカーテンを使用することで視界に緑色が入り視覚で癒されます。
また適度な目隠し効果も得られています。
ガーデニングの中で一番よく取り入れられている方法として、鉢植えがあげられます。好みの植物を適した大きさの植木鉢に植えて育てる方法です。
ガーデンライフ彩の樹脂製フェンスの中でも一番人気はプランター付フェンスです。目隠しフェンスとして機能しつつガーデニングも楽しめるのが人気の理由です。
お客様よりいただいた設置後の写真です。
ガーデンライフ彩のプランター付フェンスは樹脂製なので直接土を入れても腐りません。写真はプランターの中にプランターを入れてプランターケースとしてご使用いただいた写真です。
同じく人気のものとして数年前からブームが続いているのが寄せ植えです。異なる数種の植物を色合いや丈などのバランスを考えながら、一つの植木鉢の中に植え込んで育てる方法です。
特に多肉植物は近年ブームとなっています。最近見かけたTVでは何十万円もする多肉植物にも関わらず行列ができていました。
かわいらしい、水やりなど管理が楽、自分で増やすことができるなど人気の理由も納得です。
他にもつる性の植物を育て、緑のカーテンにして日よけにしたり目隠しにする方法も人気があります。そして小さなプランターで育てることの出来る野菜作りも人気があります。
一般的には鉢植えにした植物を床に置く配置になりますが、ここにプランター付フェンスやラティスを取り入れるとガーデニングの幅が大きく広がります。
フェンスやラティスがあることで先程述べたつる性の植物は支柱を用意する必要がなくなり、広く高いフェンスを利用して大きく成長していきます。
他にもフェンスの壁面を利用し、そこへハンギングタイプの植木鉢を使用して花を配置することでスペースに立体感が生まれます。
板に直接ハンギングすると板がたわんでしまう可能性があるのでハンギングスティックという商品もご用意しております。
そしてフェンスを使用することで隣の家や敷地との境界をしっかりと明示することが出来るので、外壁の変わりや目隠しとしての役目も果たしてくれます。
[用途に応じたフェンスを選ぶ]
そんなガーデニングに活躍してくれるフェンスですが、様々な素材で色々な形状のものがあります。
アルミ鋳物フェンス、竹垣を模した和風のフェンス、木製のものなど実に様々です。また、素材に応じてデザインも沢山あります。
その中でガーデニングに主に使用されていた今まで主流な素材はものといえば木製です。自然な風合いで植物のある雰囲気に溶け込み、可愛らしい雰囲気にもおしゃれな雰囲気にも適しています。
しかし木製のフェンスは経年劣化を避けることが出来ず、雨風にさらされることによって比較的短時間で腐ってしまいます。
日焼けをすることで色が抜けたり、割れや折れ、ささくれも見られるケースもあります。防腐剤やペンキを使用してお手入れをこまめにすることで長く使用することも可能ですが、やはりそれには手間とコストがかかってきます。
他にもおしゃれなデザインが多いことからバラなどを植える際に雰囲気がよく、相性も良いとの理由でアルミ鋳物フェンスは耐久性もあり、人気はありますが価格は高くなっています。
そんな中、近年登場して注目を集めているのが樹脂の素材で作られているフェンスです。
樹脂という素材の持つ性質上腐ることがなく、また退色もしにくくなっているのでお手入れの手間が省けます。さらには汚れた場合もやはり樹脂素材であることから掃除も容易です。
このようにフェンスには色々な種類があり、それぞれにメリット・デメリットが存在しています。好みやお手入れ方法、用途に応じて選んでみて下さい。
カテゴリ: 目隠しフェンス豆知識
公開日: 2018/02/27
更新日: 2022/09/21