屋外で使う目隠しフェンス、選ぶべき材質とは?

屋外で使う目隠しフェンス、選ぶべき材質とは?

屋外使用に強いフェンス素材・弱い素材を徹底解説!

 

目隠しフェンスを屋外に設置する際、見た目や価格だけで選んでしまうと、数年で劣化してしまう素材を選んでしまう危険性があります。

 

日差し、雨風、湿気、気温差など、屋外にはフェンスにとって過酷な環境が待っています。

 

だからこそ、素材の耐久性・耐候性・メンテナンスのしやすさなどを事前にしっかり把握しておくことが重要です。

 

「目隠しフェンスを設置したいけど、屋外ではどんな素材を選べばいい?」

 

と疑問に思っている方向けに今回は、ガーデニングやエクステリアとして多く使われるフェンス素材の中から、屋外設置におすすめの素材と、(あまり)向いていない素材をそれぞれ詳しく解説します。

 

後悔しないフェンス選びのために、ぜひ参考にしてください。

 

 

屋外使用におすすめの目隠しフェンスの材質


目隠しフェンスを屋外に設置する際に、まず重視したいのが「雨・湿気・紫外線」など自然環境への耐性です。

 

これらに強い材質を選ぶことで、劣化や破損のリスクを抑え、長く美しく使い続けることができます。

 

ここでは、屋外に安心して設置できる目隠しフェンスの素材をご紹介します。

 

 

アルミ製 屋外適性:★★★★★(非常に優秀)


✅サビに強く、耐候性も高い

✅軽量で設置しやすく、直線的でモダンな外観が魅力

✅メンテナンスは不要

 

アルミ製フェンスは屋外使用にピッタリの材質と言えるでしょう。

 

比較的安価で手に入れることができ、高い耐久性・耐候性なのでコスパも良いです。

 

メンテナンスも汚れたら拭く程度で良いでしょう。

 

屋外の目隠しフェンスとしてよく選ばれている材質です。

 

 

アルミ製目隠しフェンスの特徴は?

 

 

 

人工木 屋外適性:★★★☆☆(優秀)


✅木粉が含まれているため、木のようなナチュラルな質感

✅樹脂を含んでいるので木材に比べ水に強い

✅水を吸うとシミができやすく、経年劣化が目立ちやすい

 

人工木は木粉と樹脂を混ぜた複合素材で作られています。

 

木粉の割合は製品によって異なり、木粉の割合が多いほど安価にはなりますが、木材の性質に近くなっていきます。

 

人工木は天然木の質感に近い見た目を持ちつつも、木材よりも劣化しにくいのが特徴です。

 

しかし木粉を含んでいるために湿気を吸収しやすく、膨張やひび割れが発生することもあります。

 

木材とは異なり塗装などのメンテナンスは不要なのでメンテナンスフリーと言えるでしょう。

 

 

樹脂製フェンスと人工木フェンスはどう違う?

 

 

 

樹脂製 屋外適性:★★★★★(非常に優秀)


✅木粉を含んでおらず水分を吸収しないため、腐食やひび割れのリスクがない

✅メンテナンスがラク

✅木製や人工木よりもシミや色褪せしにくい

 

樹脂製フェンスは、100%樹脂(プラスチック)素材で作られたフェンスです。

 

樹脂製は木粉が入っていないので水分を吸収しないため、人工木よりさらに水に強いと言えます。

 

水分を吸収すると、どうしてもシミが目立ってしまいますが、そのような心配もありません。

 

木目調など自然な見た目の製品も多く、天然木のような風合いを楽しみながら、耐久性を確保できます。

 

しかし先に紹介したアルミ製、人工木の材質よりコストが高くなってしまいます。

 

 

樹脂フェンスのメリット・デメリット

 

 

樹脂フェンスのカラーサンプル請求

 

 

 

 

屋外使用に向かない、あまり向かない材質


一方で、見た目は魅力的でも屋外使用には注意が必要な材質もあります。

 

適切な処理やメンテナンスをしなければ、短期間で劣化してしまうことも。

 

ここでは、屋外の目隠しフェンスとして慎重に検討すべき材質とその理由をご紹介します。

 

 

天然木(ウッドフェンス) ★☆☆☆☆(要注意)


✅自然な風合いが魅力ですが、水に弱く、カビ・腐食・シロアリのリスクがあります

✅雨ざらしにすると、劣化が早く、塗装や防腐処理のメンテナンスが必須

✅長期的にはコストや手間がかかる場合も多い

 

天然木のフェンスは自然の材質なので屋外の庭に合わないわけがありません。

 

温かみのある自然な風合いを楽しめる木製が安価で手に入るのだから選びたくなりますよね。

 

しかし雨ざらしになる屋外ではひび割れ、腐食などの劣化が発生し、メンテナンスも手間になります。

 

「こまめに手入れするのが好き」

「経年変化も味わいたい」

 

そんな人向けの材質です。

 

 

ウッドフェンス(木製目隠しフェンス)の特徴は?

 

 

 

合板・MDFなどの木質系素材 屋外適性:☆☆☆☆☆(屋内専用)


✅湿気に非常に弱く、屋外ではほとんど使用不可

✅雨や霧にさらされると短期間で反りや割れが発生

 

MDFとは木材の原料チップを細かく粉砕して粉状に繊維化してから成形した板で「中質繊維板」や「中密度繊維板」とも呼ばれる木質ボードの一種です。

 

優れたリサイクル性でありながら、安価で適度な強度もあるので高い汎用性を誇ります。

 

棚本体や棚板、家具の扉、パーテーションなど主に家具や内装材によく利用されています。

 

しかし粉状にしてあっても木材は木材です。

 

MDFは、水分を吸収しやすく、風雨にさらされる屋外には不向きなので屋内専用と言えるでしょう。

 

 

屋外に向いているフェンスの材質まとめ


今回は屋外に設置するフェンスの材質でお悩みの方に屋外に向いているフェンスの材質について解説しました。

 

屋外のフェンスには「樹脂製」や「アルミ製」がおすすめです。

 

屋外に目隠しフェンスを設置する場合、耐久性・防水性・メンテナンス性がカギになります。 

 

ガーデンライフ彩では、屋外使用に強い樹脂製フェンスを多数ご用意しています。

 

フェンスのデザイン、サイズ、カラーや表面仕上げなど樹脂製フェンス専門店ならではの品揃えです。

 

きっとあなたにぴったりの屋外用フェンスが見つかるでしょう。

 

実際の質感や色味が気になる方は、無料カラーサンプルのご請求がおすすめです。

 

どうぞお気軽にご利用ください。

 

 

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カテゴリ: 目隠しフェンス豆知識
公開日: 2025/05/29
更新日: 2025/05/29

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